解決へのアプローチ
この事案では、依頼者の兄弟が被相続人の生前、相当額の遺産を使い込んでいる可能性がありました。
そこでまずは、相続財産に含まれる全ての預貯金の履歴を調査するところから始めました。
成功への道
上記の調査の結果、毎月数十万円の預金の引き出しが認められました。
そこで当方は、相手方に対し、使い込んだ金銭を遺産に戻すように求めました。
しかしながら、相手方は遺産の使い込みを否定し、真っ向から対立となりました。
相手方は被相続人と同居していました。亡くなる数年前から被相続人は、認知症になり外に出歩くこともほとんどありませんでした。にもかかわらず、上記の預金が引き出されていたのは、自宅から遠い銀行のATMでした。また、そのATMは相手方の職場の近くでした。調停の中でそのことを強く指摘しました。
そうしたところ、相手方は、最終的に使い込みを認めざるを得ず、無事に使途不明金を取り戻すことに成功しました。
まとめ
使途不明金に関する紛争は、証拠が少なく、泥沼化することの多い紛争類型です。
もっとも、具に証拠を検討をすることで一筋の光が見えてくることもあります。
難しいと思われる場合も簡単に諦めず一度法律の専門家である弁護士にご相談されてみてはいかがでしょうか、